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大石 知司*; 木村 ゆう*; 中島 清彦*; 渡邉 雅之; 青柳 登
Materials Sciences and Applications, 11(3), p.195 - 203, 2020/03
赤色ラテント顔料ジケトピロロピロール(Pig. Red 272: 272DPP)は、有機顔料として非常に重要な顔料である。本研究ではその高効率な合成法として272DPPをNMP(N-メチル-2-ピロリドン)溶媒中でマイクロウェーブ(MWs)を数秒照射することでDPPラテント顔料(272DPP-Boc)として86.2%の高収率で得ることに成功した。この顔料は、再結晶することで、赤色と黄色の二種類のラテント顔料結晶となり、その蛍光特性はこの二種類の結晶構造を反映した相違を示した。
桑原 潤; 野口 宏
Proceedings of 10th International Congress of the International Radiation Protection Association (IRPA-10) (CD-ROM), 4 Pages, 2000/05
ウランを取り扱う施設では、バイオアッセイによるウランの内部被ばく検査が有効であるが、ICP-MSを使用することにより、より高感度な尿中ウラン分析が可能となっている。フローインジェクションシステムを併用した測定法は化学分離操作を必要としないため、迅速化が可能であるが、尿は時間とともに懸濁物や沈殿物が生じやすいためこのような尿試料を未処理のままICP-MSに導入することは困難であった。そこで本研究では、尿試料をマイクロウェーブ湿式灰化装置により処理し、懸濁物及び沈殿物を溶解させ、これをフローインジェクションシステムを接続したICP-MSにより測定することで、尿試料の性状に対し汎用性のある尿中ウラン迅速分析法を開発した。検出限界値は1.2ng/mlであり、通常の尿中ウランレベルも十分に測定可能である。